長崎大学薬学部生が上五島病院フェスタで心臓健康チェック相談会を実施しました

　2 月11日（日）、長崎大学薬学部は上五島病院で開催された『上五島病院フェスタ』にて、「心臓健康チェック相談会」を実施しました。　
　
本活動は、心房細動に関する予防医療の教育プログラムを受講する薬学部生に実践的な学びの場を提供するとともに地域の皆さまの健康に貢献したいという思いから、令和4年10月から始まりました。4回目となる今回は、初めての離島での実施となりました。

　今回参加したのはこの教育プログラム２期生となる薬学部薬学科４年生の５名と薬学部教員、上五島の薬剤師２名で、薬剤師はこのプログラムを修了した1期生でもあり、今回は2期生のために指導者として参加してくださいました。当日は、地域の皆さまが約７０名も相談会のブースを訪れ、大盛況となりました。

心房細動の簡易チェックと早期発見・予防の重要性について説明する長崎大学薬学部生

　実際に心房細動のチェックを行った学生は「頭では理解していても実際に人へ説明を行うとなると、相談希望者が多い時間帯はどうしても流れ作業になってしまい、説明が漏れてしまうところが難しいと感じました。ポイントを押さえた説明を心掛けて改善していきたいです。」「離島での医療に触れることができ、得るものが大きかったです。」「心房細動チェックを通じて、将来の仕事を感じることができました。」と本活動で実際に来場者の方と接することで見えてきた部分があったようです。

　担当教員の都田教授も「今回は初めて離島での実施ということで、学生にとって予防医療の重要性を学ぶとともに、離島地域の医療に触れ体験できたことは非常に大きかったのではないかと思っています。」と語ります。

長崎大学薬学部のブースには多くの人が訪れました。

　「心臓健康チェック相談会」は今後も薬学部の教育活動、社会貢献活動として継続します。次回は5/19の長崎市健康まつり（長崎市民会館）へ参加する予定です。イベントの詳細が決まり次第、大学HPでお知らせいたします。多くの方の参加をお待ちしております。

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