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  • 教育・研究

経済学部講義「国際関係概論」にて、内閣府元沖縄振興局長/国立公文書館アドバイザーの槌谷裕司氏が登壇

 長崎大学経済学部では、入学後間もない新入生向けに、グローバル人材の育成を目的として「国際関係概論」を開講しています。グローバル社会で活躍するには何が必要なのか。政府機関、民間企業、NGOなど、国際舞台の第一線で活躍されている方々が講師を務める全15回の講義です。

 5月24日(金)には、内閣府の元沖縄振興局長であり、現在は国立公文書館アドバイザーとして活動する槌谷裕司氏を講師に迎えました。槌谷氏は「アジアの中の沖縄―本土復帰をめぐる日米中関係」と題して講義を行い、冷戦以後の沖縄の位置づけの変遷を、様々な角度から解説しました。講義では特に、公文書の公開によって明らかになった当時のアメリカ政府の東アジアにおける地域勢力均衡戦略と日中両政府の対応、その背景にある国際環境の構造的変化に焦点を当てつつ、日本の主権回復と平和共存に向けた取組を論じました。この講義を通じて、南西諸島をめぐる安全保障環境の現状と将来を理解するうえで貴重な視点を提供しました。

講義を行う槌谷 裕司氏


 講義終盤では、多くの学生から質問の手が挙がりました。特に日本の安全保障にとっての米軍基地の位置づけや、日本の政権交代に伴う沖縄政策の変遷などについて、鋭い質問が寄せられ、質疑応答を通じて学生たちは沖縄の位置づけに対する理解をさらに深めました。

講義に熱心に耳を傾ける学生の様子


(本講義は、経済学部後援会による支援を受けて開講しています。)