2024年10月29日
国土交通省「第50回新道路技術会議」で審議された事後評価結果において、松田浩名誉教授らの研究成果が、「令和6年度新道路技術会議 優秀技術研究開発賞 受賞研究課題」に選定されました。研究課題は「ICTと商用車プローブデータを活用したAIによる道路維持管理システム」で、表彰盾を九州地方整備局三保木悦幸道路部長から贈呈されました。
同賞は、「道路政策の質の向上に資する技術研究開発」において実施された、第50回新道路技術会議(令和6年8月29日開催)における採択課題に対する審議を踏まえ、優秀な研究課題に授与されるものです。
令和6年度に事後評価を実施した技術研究開発(9課題)について、研究終了報告書、研究成果概要、成果報告レポート及び「第50回新道路技術会議」(令和6年8月29日開催)において審議された事後評価結果が以下のウェブサイト上において公表されています。
https://www.mlit.go.jp/road/tech/jigo/jigo.html
<松田浩名誉教授よりコメント>
この研究課題は2022~23年度の公募研究で、最終年度は工学研究科の特定教授として研究を推進しました。2023年3月29日に九州地方整備局に報告書を提出し、5月24日に国土交通省道路局新道路技術開発事務局に最終報告書を提出し、さらに7月31日に事後評価審査を受けました。特定教授の1年間は学生がいなく、研究の遂行と報告書作成がすごく大変で、学生が近くにいることのありがたさを身に染みて感じました。「大学とは先生が学生に教授するのではなく、先生と学生が一緒に勉強するところである」という土木学会コンクリート委員会委員長国分正胤教授(東京大学)の言葉を実感しました。