医歯薬学総合研究科 生命薬科学専攻 岩永 大雅さんが第４１回日本薬学会九州山口支部大会にて優秀発表賞を受賞

　医歯薬学総合研究科 博士前期課程２年 岩永 大雅さん（薬品製造化学分野）は、11月23、24日に崇城大学（熊本）で開催された第４１回日本薬学会九州山口支部大会において、優秀発表賞を受賞しました。
　岩永 大雅さんの研究内容は「不斉非対称化反応を基軸としたペニシビラエン類天然物の合成研究」と題するものです。ペニシビラエンAとBは複雑な三環性セスキテルペンであり、植物炭疽菌などに対する抗菌作用を有することが知られております。岩永さんは石原教授、小嶺助教の指導のもと、不斉非対称化反応を用いる独自な合成方法を開発し、これを用いてペニシビラエンAとBの合成に成功しました。この結果が高く評価されました。

岩永 大雅さん

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