2025年03月31日
2025年2月7日、医歯薬学総合研究科の栁原克紀教授が、令和6年度公益信託臨床検査医学研究振興基金「小酒井望賞」を受賞しました。
「小酒井望賞」は、臨床検査医学分野において学術的貢献の期待が大きい研究者として過去に同基金から研究奨励金が贈られた方の中から、その後も引き続き優秀な業績を挙げ臨床検査の分野に貢献している研究者に対して、1990年度から毎年1名に贈られている賞です。
栁原教授は、2009年に「「One-Step Multi-Genotyping法による市中感染型MRSAの迅速診断法」」というテーマで同基金から研究奨励金を贈られました。その後も微生物や感染症に関する研究に取り組み、薬剤耐性菌については、AMEDの研究代表者なども務めました。長年にわたり教室員や病院の臨床検査技師と共に臨床検査領域での研究を続け、その功績が認められて今回の受賞となりました。
授賞式では、賞状と楯、および顕彰金が授与された後、栁原教授による受賞講演が行われ、上述したこれまでの長崎大学における研究の内容を紹介しました。
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