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  • 教育・研究

2025年度長崎大学医学研究基金奨学金採用者が研究を実施

 長崎大学医学部では、学術交流協定を締結しているライデン大学(オランダ)およびヴュルツブルグ大学(ドイツ)との研究者レベルの更なる交流推進を図るため、令和2年4月より、両大学からの派遣研究者に渡航・滞在費(3ヶ月間)を支援する「長崎大学医学研究基金奨学金(通称:NUMF基金)」を設けています。
 令和7年度はライデン大学 Caitlyn Kunkleさんの受入れを行うことができました。Caitlynさんはライデン大学大学院 健康と老化コース専攻 修士課程2年生であり、地域医療学の永田教授のもと“芸術活動が離島住民の幸福に与える影響” について研究を行いました。
 研究の一環として、5月24日(土)には五島市富江町の住民健診の視察を実施しました。この住民健診は長崎大学が行なっている動脈硬化検診で、「地域における生活習慣が影響を与えると考えられる疾患の追跡調査」の一環として行っている予防事業です。
 また、7月1日(火)には五島列島にある小値賀島にて東京藝術大学主催のシニア向けアートワークショップに参加しました。
 Caitlynさんは、長崎滞在中、新しい友人と共に地元の食文化に触れ、弓道やバレーボールなどのサークル活動に積極的に参加しました。また、週末は長崎周辺を探索するなどし、長崎の様々な文化にふれあいました。

新しい友達との寿司パーティー
弓道体験

伊王島で美しい自然を堪能

小値賀島にて東京藝術大学主催のシニア向け
アートワークショップに参加する様子

小値賀島にて東京藝術大学主催のシニア向けアートワークショップに参加した永田教授とCaitlynさん