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永安学長らがベトナムを訪問しました

2025年7月27日(日)から8月2日(土)にかけ、永安武学長および金子修熱帯医学研究所長ら本学関係者が、ベトナムのハノイ、ニャチャン、ホーチミンを訪問しました。今回の訪問は、現地の大学・研究機関等との連携強化および学術交流の推進を目的としたもので、関係者との意見交換、施設見学及び学術交流協定締結式等が行われました。

初日の7月28日(月)には、在ベトナム日本国大使館 伊藤直樹大使を表敬訪問し、本学のベトナムにおける研究活動への日頃のご支援に感謝の意を表しました。

ハノイ建設大学においては、本学総合生産科学研究科 藤岡貴浩教授が研究代表を務めるSATREPS事業「水汚染耐性のある水供給システムの構築」プロジェクトの視察を行いました。また、夕方にはベトナム北部長崎大学グローバルアルムナイネットワーク(NUGAN)交流会を開催し、ハノイ周辺で活躍する本学卒業生13名が永安学長らを囲みました。

7月29日(火)には、JICAベトナム事務所の小林洋輔所長らを表敬訪問し、これまでの教育研究・技術協力プロジェクトや今後の連携強化について意見交換を行いました。また、ベトナム国立衛生疫学研究所(NIHE)を訪問し、当研究所内にある長崎大学熱帯医学研究所ベトナム拠点を視察、Phan Trong Lan所長と共同研究契約書の署名式を行いました。

7月30日(水)には、ニャチャン・パスツール研究所を訪問し、本学修了生Do Thai Hung所長に客員教授(Visiting Professor)の称号を授与しました。2006年よりベトナムにおける小児感染症の公衆衛生強化に尽力してきた吉田レイミント教授の活動が紹介され、今回訪問の様子は現地メディアでも報じられました。

8月1日(金)には、ホーチミン・パスツール研究所にて学術交流協定の署名式を行いました。式典にはベトナム保健省副大臣Nguyen Tri Thuc博士、在ホーチミン日本国総領事館小野益央総領事も臨席し、これまでの両機関の協力関係と今後の展望が紹介されました。前日にはベトナム南部NUGAN交流会が開かれ、ホーチミン周辺の卒業生11名と親睦を深めました。

今回の訪問を通じて、長崎大学が強みとする感染症研究や水環境分野のベトナムの各協力機関との連携の歴史を振り返り、今後のさらなる協力推進への双方の期待を確認しました。

在ベトナム日本国大使館にて

ハノイ建設大学表敬訪問の様子

ベトナム北部NUGAN交流会にて

JICAベトナム事務所への表敬訪問

NIHEとの共同研究契約書署名式の様子

NIHE内の長崎大学の拠点視察

Do Thai Hung所長への客員教授称号授与

ホーチミン・パスツール研究所にて