2025年09月30日
2025年8月2日(土)・3日(日)に、経済学部の学生が、みらい長崎ココウォーク(長崎市茂里町)でイベント(https://www.econ.nagasaki-u.ac.jp/news/2025/08/2025.08.02a.html)を行いました。野中果樹園が生産したシャインマスカットとBKシードレスの販売と、シャインマスカット等を梱包する箱を参加者がデザインする「コラージュアート」(ワークショップ)を行いました。
今年度、経済学部木村研究室では、ゼミ活動の一環として琴海にある「野中果樹園」と連携し、地域課題の解決に向けた実践的な取り組みを行っています。生産者の思いや現場のリアルを深く理解するため、学生たちは実際に農作業にも参加しながら、果樹園の魅力や課題に向き合っています。
今回は、野中果樹園が抱える課題のひとつである「コアなファンの増加」に向けて、①果物にふれるきっかけとなるイベントの開催と、②LINEのブラッシュアップによる友達登録数の増加を目標としています。
イベントでは、お子様からシニア世代まで、広く一般の方に来場いただきました。また、瓊林会(経済学部同窓会)の先輩方、九州農政局や長崎大学経済学部教職員の皆さまにもご来場いただきました。2日間の来客数は約200名、ワークショップ参加者数35名、LINE登録者数23名、果物販売個数203房でした。皆さま、ありがとうございました。
■学生の感想:
・正直、初めてのイベントですごくドキドキしました。準備もすごくぎりぎりでどこか欠けているところがないか、お客さんが来てくれるか、と不安が多かったですが、思っていたよりお客さんが来てくれたのは本当によかったです。
・特に印象に残ったのは、「学生の活動に協力したい」と言ってシャインマスカットを購入してくださった方がいたことである。応援の気持ちがストレートに伝わってきて、本当にうれしかった。こういう言葉をもらえたのは、自分たちの頑張りだけじゃなく、野中果樹園の果物にしっかりとした魅力と信頼があるからだと思った。さらにシャインマスカットのブランド力も想像以上だった。多くの人が「贈り物にちょうどいい」と話していて、高級感や見た目の美しさが強い武器になっていたと感じた。実際、イベントのコンセプトともぴったり合っていた。
・コラージュBOXのワークショップを体験してから購入してくれるお客様も多く、体験を通じて商品の価値や背景に共感してもらえる流れがうまくできていた。初めてのイベントで課題も多かったけれど、それ以上に得たものが大きい。チームで動き、現場で感じ、考えたことを、今後の活動にもつなげていきたい。
・イベント決定から当日まで忙しい日が多く、当日まで短く感じた。支払方法や商品など途中変更を強いられ、大変なことも多かったが、無事イベントを終えることができて達成感を感じた。良かった点もあったが、反省点も多くあげられたので次のイベントや企画で改善できるようにしたい。
・実際今回のイベントを行って思ったことは、商品購入→LINE登録につなげることは難しいということだ。味だけではなかなか良さを伝えきれず、その場限りになってしまう。認知度向上、ファンの増加に直結できるイベントを次回出来たらいいなと思う。
・イベントを通して、たくさんの笑顔を見ることができてとても嬉しかったです!私は販売係を担当しましたが、多くの方から応援の声をいただき励みになりました。ただ、今回の経験でイベントを1から企画する大変さや、イベント班に頼りすぎてしまった部分があったことも実感しました。また、BKシードレスの在庫を残してしまい、その対応について私たちもクライアントも不快にならない方法を事前に考えておくべきだったと反省しています。次回何かすることがあったら役割分担を明確にし、負担が一人に集中しないよう工夫したいです。
■長崎文化放送ネットニュース:
https://www.ncctv.co.jp/news/article/15947004
■木村ゼミの活動: https://www.instagram.com/kimuralab?igsh=MXg3ZmNwdzczcWVyMQ%3D%3D&utm_source=qr |
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![]() 参加者がコラージュしたボックスにシャインマスカットを梱包して渡す様子 |
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![]() @みらい長崎ココウォーク(長崎市) |
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