経済学部の学生がグラバー園特別ガイドツアーを行いました
2025年10月19日(日)、経済学部南森茂太准教授の地域デザイン領域演習(2年)および専門ゼミ(3年)の学生が、グラバー園で小中学生を対象としたガイドツアーを実施しました。
日本経済史を専門とする南森准教授のゼミでは、ゼミ活動の一環として長崎の歴史と現状について深く知る端緒とするため、「グラバー園」を題材に、2年生が「グラバー園を歩く、学ぶ、そして伝える」、3年生が「居留地を歩く、学ぶ、そして探求する」をテーマに設定し、調査活動を進めてきました。
ガイドツアーは、13:30と15:30の2回に分けて実施され、学生たちは調査活動で得た知見をもとに、園内の案内を行いました。
実際にガイドを務めた学生からは次のような感想が寄せられました。
姫野隼都さん(3年)
「今回のガイドは2回目で、前回とは違い小学生を対象とするものだったので、関心を引きつけるために、簡潔さと要点を絞ることを意識して案内しました。実際のガイドでは、自分達が注目していなかったものに質問が飛んできて、大人へのガイドとは違う、子供達の独自の視点を感じられて面白さと学びを得られたように感じました。」
廣井優空さん(3年)
「昨年に続き、2度目のグラバー園ガイド。今年は小中学生の参加が多く、その素直な質問や反応に触れ、ガイドのやりがいが倍増しました。来園者の顔ぶれに応じて、歴史をどう楽しく伝えるか。この対応力の重要性を改めて感じた、実り多い経験となりました。」
前田蒼依さん(3年)
「自分自身の知識を深めながら、小中学生に楽しく学んでもらうことができて良かったです。」
松田もなみさん(3年)
「昨年度はご年配の方々、今年度は小中学生と全く違う方に向けて同じ建物についてお話するということで大変なこともありましたが、相手の目線になって試行錯誤した経験が非常に勉強になりました。」
久保祐貴さん(2年)
「はじめはグラバー園について何も知らない状態からスタートしたガイドツアー計画でしたが、長い時間をかけてグラバー園に関しての造詣を深め無事に本番を終えることが出来たことが良かったです。子供たちが理解しやすいように、わかりやすい言葉で伝えるということにとても苦労しました。」
南森ゼミでは、今後も学生の視点から長崎の歴史的な魅力を発信する活動に取り組んでいく予定です。
<来場者にガイドしている学生たちの様子>
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