2025年11月06日
10月15日(水)、学生広報スタッフを対象に、現役の新聞記者による講習会「取材と記事執筆の基本」を開催しました。
この講習会は、長崎大学の魅力を学内外に発信する広報業務を担う学生スタッフのスキルアップを目的として、広報戦略本部が主催したもので、学生スタッフら約15名が参加しました。
講師を務めたのは、本学の多文化社会学部1期卒業生で長崎新聞社に勤務する牧夕莉子(まき・ゆりこ)記者。
牧記者は、長崎市政や平和報道、現在担当する安全保障分野の取材など自身の経験をもとに、人を惹きつける記事とはどのようなものかを語り、取材や執筆における姿勢や工夫を具体的なエピソードを交えて紹介しました。
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参加した学生たちは熱心にメモを取りながら、取材の心構えや記事構成など、記者としての視点に学びました。
講習の最後には質疑応答も行われ、「何がニュースかの見極め方」「記事に盛り込む情報の取捨選択」「現場を“絵で描ける”取材」「実名報道に伴う責任」「企画づくりと読者設定」「質問の仕方」など、実務に即したテーマで活発なやり取りが続きました。
講習会を終えて、参加した学生広報スタッフからは、
「実名報道に込められた責任の重さを改めて感じた」、
「なぜその内容を書くのか説明できるようにしたい」、
「読者を意識した構成や取材力の重要性を学んだ」、
「現場の空気を描けるような取材を心がけたい」
といった声が寄せられました。
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今回の講習を通して、学生広報スタッフたちは取材や執筆の基本を学ぶとともに、「伝えることの責任」の重さを実感しました。
今後はこの経験を生かし、大学の魅力や学生の活動をより多くの人へ伝えていくことが期待されます。
※長崎大学学生広報スタッフにご興味がある学生は、下記までご連絡ください。
長崎大学広報戦略本部
Mail:kouhou*ml.nagasaki-u.ac.jp
※*を@に置き換えて送信してください。
