2025年11月11日
2025年9月5日(金)、長崎大学、北海道大学、東北大学及び九州大学と台湾の台北医学大学及び国立陽明交通大学の6大学が参加した第10回日本-台湾薬学ジョイントシンポジウムが、北海道大学薬学部にて開催されました。
このシンポジウムは、北海道大学、台北医学大学及び九州大学の3大学により平成27年に第1回目が北海道大学にて開催されたことに始まり、第4回より台湾の国立陽明大学、東北大学及び長崎大学が加わり、現在は6大学で開催するシンポジウムとなっています。
今回のシンポジウムでは、各大学を代表する教員と学生の総数24名による分析化学・薬剤学、天然物・医薬品化学、臨床薬学そして生化学・薬理学に特化した研究発表が行われました。講演は対面で実施され、研究成果への活発な質疑応答や意見交換が行われ、台湾と日本の薬学および医療に関する最新の研究に触れた刺激ある素晴らしいシンポジウムとなりました。
本学を代表して薬学部の西田孝洋 学部長が出席され、教員の講演者として上田篤志 准教授(薬化学研究室)と宮元敬天 助教(薬剤学研究室)、学生の講演者として医療科学専攻博士課程3年の大貝洋一郎さん(医薬品情報学研究室)と生命薬科学専攻博士後期課程1年の中嶌萌衣さん(薬剤学研究室)がそれぞれ英語による口頭発表を行いました。シンポジウム後の意見交換会では台湾側の教員や学生と講演内容に関する活発な議論が行われ、研究交流や異文化交流が促進された貴重な機会となりました。なお、今回の講演者の派遣は、学内公募事業「国際学生交流支援事業」の支援により実施されました。来年度は、台北医学大学の主催で第11回シンポジウムを台北にて開催する予定です。台湾側2校とは大学間学術交流協定並びに学生交流覚書を締結しており、今後さらなる学術交流の促進が期待されます。
集合写真 |
上田准教授 |
宮元助教 |
大貝さん |
中嶌さん |
西田学部長から台湾医学大学のChen副学部長へのお土産の贈呈 |
本学中嶌さんから台湾側学生へのお土産の贈呈 |
両国の学生講演者による集合写真 |
台湾側の教員・学生との懇談の様子 |
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北海道の食材と地酒に舌つづみ |
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