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歯学部×長崎歯科衛生士専門学校合同特別講義を開催 ―長崎スタジアムシティにおける地域医療連携ビジョン―

2025年12月22日(月)、本学歯学部は、長崎歯科衛生士専門学校との共修による合同特別講義「長崎スタジアムシティにおける地域医療連携ビジョン」 を開催しました。本講義は、歯学部2年次必修科目「グローカルインターンシップ・プログラム」の一環として実施されたもので、歯学部生と歯科衛生士専門学校の学生が同じ空間で学ぶ「共修」の形で行われました。

講師には、プロバスケットボールクラブ「長崎ヴェルカ」の代表取締役社長兼ゼネラルマネージャーであり、2025年より日本バスケットボール協会(JBA)日本バスケットボール強化委員会・強化委員長を務める 伊藤拓摩氏 を迎えました。

伊藤氏は、プロスポーツの現場での実体験をもとに、
・成長し続ける組織における意思決定
・チームとして成果を出すためのマネジメント
・地域とともに発展する組織の在り方
について講演されました。

講義では、スポーツと医療という異なる分野に共通する「チームで成果を出す力」や「専門職としての覚悟」が示され、将来、医療現場でチームを率いる立場となる学生たちにとって、自身のキャリアや姿勢を考える貴重な機会となりました。

本取組は、プロスポーツ団体(長崎ヴェルカ)、長崎県歯科医師会、そして本学歯学部が連携し、地域に根ざしたスポーツ医療人材育成モデルの構築を目指すものです。
初年度となる今回は、「長崎スタジアムシティの開業」「スポーツ歯学教育の体系化」「地域医療人材育成の強化」という複数の要素が重なったモデルケースとして実施されました。
本学歯学部では今後も、地域や他機関との連携を通じて、グローバルな視野と地域密着の姿勢を併せ持つ医療人材の育成に取り組んでまいります。

長崎歯科衛生士専門学校講堂における合同特別講義
特別講師を囲んで集合写真