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東日本大震災・支援活動

福島未来創造支援研究センター

真の復興に向けて

2021年05月31日

   福島第一原子力発電所周辺の帰還困難区域では、近い将来の全面解除に向け、建屋の解体や除染作業が進められています。事故後、福島県内の面的除染に伴い発生した除去土壌等は、各自治体でフレコンバッグで一時保管されていましたが、現在では中間貯蔵施設へ順次輸送されています。仮置き場となった場所では、以前に比べてフレコンバッグが少ないように見受けられますが、問題の本質として我々が考えなければならないのは、中間貯蔵が終了する2045年3月までに行うとされている福島県外での最終処分について、現実的な方法を皆さんと共に議論する時期に差し掛かっているということです。

関連リンク   http://josen.env.go.jp/material/pdf/dojyou_cyuukan.pdf

 

[ 原爆後障害医療研究所 助教 平良 文亨 ]