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東日本大震災・支援活動

福島未来創造支援研究センター

福島県川内村を拠点に「災害・被ばく医療および復興学セミナー」を開催

2020年09月20日

   長崎大学は福島イノベーション・コースト構想促進事業(「復興知」事業(注))の令和2年度採択事業である「災害・被ばく医療科学分野の人材育成による知の交流拠点構築事業」の一環として、9月6〜7日に「災害・被ばく医療科学集中セミナー」、7〜9日に「放射線災害復興学セミナー」、9〜10日に「復興学セミナー」を、福島県川内村を拠点にしてオンラインで開催しました。本セミナーは、学校法人昌平黌東日本国際大学、国立大学法人福島大学、公立大学法人福島県立医科大学と連携して行われ、福島県下の大学や長崎大学をはじめ、東京の大学も含めのべ約130名の学生や教員、医療従事者等が参加しました。

   今回のセミナーでは、長崎大学や東日本国際大学、福島県立医科大学の教員等から放射線の基礎知識や当時の医療体制についての講義が行われたほか、川内村・遠藤雄幸村長の講演や住民の方々との意見交換、ワークショップやディスカッションもあり、積極的な話し合いが行われていました。
   セミナー終了後、参加者からは「原発事故という教育ではあまり焦点を当てない内容だったので、全てが新鮮だった」、「放射線についての詳しい知識や、様々な視点からの震災時の体験を知れて良かった」等の声が聞かれました。

   今後も長崎大学は、福島県下だけでなく、国内外の大学等と連携し、福島県浜通り地域における人材育成に向けた取り組みを行っていきます。


(注):「復興知」事業について
         福島イノベーション・コースト構想HP(外部リンク)
         https://www.fipo.or.jp/activities-education
Zoomでの講義
Zoomでの講義
川内村の住民宅からの配信の様子
川内村の住民宅からの配信の様子
ワークショップ
ワークショップの様子