麗し亭 千春さん※ 落語研究会の亭号です
環境科学部 1年生 長崎県立長崎東高等学校出身
一般選抜 前期日程
(取材&撮影 2022年5月)
志望校を早く決めたことが
良い結果につながりました。
高校時代は長崎の歴史を調べる郷土史部に入っていた地元大好きっ子の千春さん。環境科学部を目指したのは高校2年の夏。「歴史を学ぶうちに過去ではなく長崎の未来に関わりたい」と思うようになったことがキッカケだそうです。

現在の目標は「入部したばかりの落語研究会の再興」。落語研究会、略して落研は3年前は部員20人を数えましたが、コロナ禍の活動自粛期間をへて現在わずか3人。廃部の危機に直面しているのです。

幼い頃から落語に親しんできた千春さん。「魅力さえ伝われば部員は増える」と考え、まずはイベントに出演して部の存在をアピールすることから始める計画を立てています。課題は難しい。だけど、超えられない壁ではない! 千春さんの大学生活は始まったばかりです。

そんな千春さんに大学受験について振り返ってもらいました。
落語をする千春さん。「落語の楽しさは空間を支配できること。度胸も着くから面接試験にも強くなります」。
志望校決定のキメテは何ですか?
好きなこと、興味があることに素直に従って決めました。
興味があった「長崎の地域性」「地域の未来に繋がる環境」を学べること、そしてフィールドワークが多いことが環境科学部を志望した理由です。

志望校を早く決めたことで受験を意識した勉強を早くスタートできました。

志望校を決めるのに悩んでいる人は好きなことに素直に従うことが大事だと思います。
好きなことを目標にすると勉強へのモチベーションにも繋がります。
高校時代の勉強法を教えてください。
部活や趣味も充実させたいから、授業中や移動時間に全力集中。
2年生まで部活動や落語に一生懸命取り組んでいたので、自宅での勉強はあまり熱心ではなく1時間程度でした。その分、
授業では分からないことを残さないように努力しました。


授業や試験で理解できていない事はメモ帳に書いて通学や移動時間などに見返す様にしていました。
不得意科目の対処法を教えてください。
不得意科目は足を引っ張らない。得意科目でフォローを目指す。
3年生から不得意科目の数学を対策しました。
基本を軸に勉強。応用力は模擬試験などでの実践で培いました。
また数学の中でも成績が良かった数学Ⅰを伸ばすようにしました。
得意科目は社会でした。中でも日本史が好きでしたが、最終的に倫理が伸びると判断して共通テストは倫理で受けました。
好きか嫌いかではなく結果を出せるかどうかで考えました。
フィールドワークで、現場での学びがあること。文理融合の学部であることが魅力です。

環境科学部はフィールドワークが多く、座学の学びを実際に確認できます。また文理融合学部なので文系の私でも理数系科目を受けられ、視野が広がります。先日は「環境社会学」で公害のメカニズムについての解説を受け、自分も環境問題の加害者になる可能性があるという事実にハッとさせられました。また「環境フィールド演習」では廃棄物処分場を見学。ゴミの多さを目の当たりにしました。毎日充実しています。



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