前述のように友人が医局説明会に参加したことから手術見学の機会を得られました。長崎大学病院の医局説明会は学生でも参加できると知り、興味のある診療科の医局説明会には積極的に参加したいと思っています。このように長崎大学医学部には自ら動くことで成長できる環境が整っていると感じています。
医学部独自のサークルも成長できる環境の一つです。医学部がある坂本キャンパスは文教キャンパスから20分(電車と徒歩)と近く、全学サークルに所属することも可能ですが、医学部独自サークルもとても多いんです。僕は医学部バドミントン部に所属しています。バドミントンを楽しみながら、先輩とも知り合うことができ、医学についてもいろいろ教えてもらっています。とくに、医学科生は、4年生の後期でポリクリ(ドイツ語のPoliklinikポリクリーニクに由来。病院の各診療科を回る臨床実習)を、6年生でクリクラ(clinical clerkshipクリニカルクラークシップの略。診療科を選択し医療チームの一員として診療に参加する臨床実習)を経験します。実習の前にどんな準備が必要かなど具体的な話を聞くことができ勉強になります。また、OB戦なども催しており、研修医とも交流できます。学生のうちから臨床の話を聞くことができ、将来につながる人間関係も築けると感じています。