長崎大学市民アカデミー2025水の未来を考えよう
~水の恵みをいつまでも~

水の未来を考えよう ~水の恵みをいつまでも~

1.開催概要

「水」の問題は、食料や健康の課題、さらには災害にも関わります。
私たちの生活に大きな影響を及ぼす水の未来を考えることは、地球の未来を考えること。
水道料金が九州最高水準とされる長崎だからこそ、水についてより詳しく知り、考えてみませんか。

開催日
2026年1月31日(土)13:00~15:15(開場12:20)
会場
出島メッセ長崎 コンベンションホール3・4(長崎市尾上町4-1)
参加費
無料
申込締切
2026年1月23日(金)
申し込みはこちら

2.講師

ゲスト
石原 良純 さん
(俳優・気象予報士)

1962年1月15日神奈川県生まれ。1984年慶應義塾大学経済学部卒業。同年、映画「凶弾」でデビュー。以後、舞台、映画、テレビドラマ、バラエティーにと意欲的に活動。2007年度NHK連続テレビ小説「どんど晴れ」、2008年度NHK木曜時代劇「鞍馬天狗」、2009年度NHK大河ドラマ「天地人」、2015年度NHK大河ドラマ「花燃ゆ」他。一方、湘南の空と海を見て育ったことから気象に興味を持ち、気象予報士試験へ挑戦する。1997年難関といわれる試験に見事合格。〝空の楽しさを伝えられれば〟とお天気キャスターとして登場、お茶の間の人気を得る。また、2001年に出版された『石原家の人びと』により作家としても注目を集める。日本の四季、気象だけではなく、地球の自然環境問題にも力を入れている。

石原 良純

ミニ講座・トーク
セッション登壇者
長崎大学 環境科学部 准教授・博士(理学)
利部かがぶ 慎

熊本大学特任助教などを経て、2015年より長崎大学に着任。専門は水文学および環境動態解析。見えない水資源である地下水を対象に、その循環や汚染の動きを“見える化”する研究を進めている。環境中の微量物質や人工甘味料など、人間活動の痕跡を指標として利用する独自の解析手法を確立し、地域の水資源保全や災害後の地下水変動調査にも活用している。近年は、島嶼地域における貴重な淡水資源の脆弱性評価に加え、海外の水問題解決にも研究の成果を展開するなど、持続可能な水利用に向けた取り組みを国内外で推進し、ひいては「グローバルヘルス」への貢献へと展開するビジョンを掲げている。

利部 慎

3.プログラム

13:00
開会あいさつ
13:10
講演 俳優・気象予報士 石原 良純 氏
「安全な暮らしと水の未来を考える」
14:00
ミニ講座 長崎大学 環境科学部 利部 慎 准教授
「いま地球で降っている雨は、私たちの未来にどう届くのか?」
14:30
トークセッション 石原 良純 氏 × 利部 慎 准教授
15:00
閉会

4.開催挨拶

主催者あいさつ

国立大学法人
長崎大学長

永安 武

長崎大学

長崎大学では、市民の皆様を対象に、2010年から「長崎大学リレー講座」を開催してきました。今年度からは形式を新たに、ゲストと本学研究者が共に登壇する「長崎大学市民アカデミー」として再出発します。初回のテーマは「水の未来を考えよう」です。水は私たちの暮らしに欠かせず、食料・健康・環境・災害など様々なリスクと深く関わっています。特に水資源に制約のある長崎において、水のあり方を考えることは、私たちの生活と地球の未来を見つめ直すことにつながります。本講座が、「プラネタリーヘルス(地球の健康)」を目指す本学の理念への理解を深めるきっかけとなることを願っています。

国立大学法人 長崎大学長 永安 武

共催者あいさつ

株式会社長崎新聞社
代表取締役社長

徳永 英彦

株式会社長崎新聞社

この度「長崎大学リレー講座」が「長崎大学市民アカデミー」として生まれ変わります。市民の皆様と一緒に様々なテーマについて考えるセミナーが、形を変えて開催されることを共催者として大変喜ばしく思います。初回は「水の未来」がテーマです。水資源に恵まれた日本では「清潔な水がいつでも利用できることは当たり前」だと思われがちですが、世界では水の不足や枯渇、汚染に苦しむ地域が多く存在します。今回のセミナーを通じて水資源の維持・管理、気候変動による洪水のリスクなどを学び、水の未来について共に考えていきましょう。

株式会社 長崎新聞社 代表取締役社長 徳永 英彦

協賛社あいさつ

協和機電工業株式会社
代表取締役

坂井 崇俊

協和機電工業株式会社

このたび、貴学が提唱する「プラネタリーヘルス」の理念に賛同し、本講座への協賛の機会をいただき、心より感謝申し上げます。
私たちは、水処理やエネルギーの分野で技術を磨き、海水淡水化や浸透圧発電といった独自技術を通じて、地球規模の水資源課題の解決に挑戦しています。
水はすべての生命の源です。本講座が、未来を担う若い世代や地域の皆さまと共に、水の大切さや持続可能な社会づくりについて考えるきっかけとなり、より良い地球環境への一歩となることを願っています。

協和機電工業 株式会社 代表取締役 坂井 崇

株式会社十八親和銀行
取締役頭取

山川 信彦

株式会社 十八親和銀行

長崎大学市民アカデミー2025が開催され、地元金融機関として協賛させていただくこと大変喜ばしく思います。
地域の未来を切り拓く鍵は“共創”にあります。大学の知見、地方銀行のネットワーク、そして地元企業の実践力が結びつくことで、新しい価値が生まれます。本セミナーは、市民の皆さまと共に学び、考え、行動する場です。多様な視点を持ち寄り、地域課題を解決するアイデアを共に育てることで、持続可能な社会を築いていきましょう。共創の輪に加わり、あなたの一歩が地域を変える力になります。

株式会社 十八親和銀行 取締役頭取 山川 信彦

5.長崎大学市民アカデミーとは

市民の皆さまを対象とした、長崎大学主催の公開講座です。
地域に開かれた大学として、今、私たちの身の回りに生じている社会課題や、話題となっている先端知見をテーマに取り上げ、その分野の第一人者を講師として、分かりやすい解説を行います。
長崎大学の研究活動や教育についてより良く、より深く知っていただき、地域に根差した大学として親しみを深めていただき、さらには企業の皆様との新たな産学連携のきっかけとなるなど、長崎の発展に少しでも寄与していきたいと考えています。

過去に開催した講座はこちら

6.主催・共催・協賛・後援

  • 主催
  • 共催
  • 協賛(五十音順)
  • 後援
  • 長崎県、長崎市、長崎経済同友会、長崎県経営者協会、長崎商工会議所、(一社)長崎青年会議所、
    長崎都市経営戦略推進会議、長崎経済研究所