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学長室

ベラルーシ医科大学との 学術交流協定調印式における学長挨拶

2006年07月25日

本日,ベラルーシ医科大学との間で大学間交流協定を更新できましたことを大変うれしく思っております。

長崎大学とベラルーシ医科大学は1996年に大学間交流協定を締結し,以来今日まで10年間に亘って非常に活発な交流を継続してまいりました。具体的には原爆後障害医療研究施設における客員教授や研究者の受け入れ,チェルノブイリにおいて激増している甲状腺がんをはじめとした放射線後障害に関する共同研究,さらには現地医師・学生を対象としたロシア語教科書の作成など,その内容は多岐に渡っております。さらに,1998年から現在に至るまでの8年間,長崎大学医学部の3-4年生数名が,毎冬ベラルーシ医科大学に短期留学し,基礎・臨床の各教室での実習や,現地の医学生との交流を行っておりますが,これらの活動についてはここに臨席されているベスパルチュック学長をはじめ,これまで長崎での研究経験のあるスタッフが中心となって受け入れを行ってくれていると聞いています。ここに,改めて感謝の意を表したいと思います。

明日から長崎大学放射線医療科学国際コンソーシアムの第2回COEシンポジウムが行われますが,この場においても両大学のこれまでの交流実績が披露されるものと期待しております。

今後5年間の交流を通じて,研究・教育等の分野において両大学がより密接な関係を構築することを祈念して,私の挨拶と代えさせていただきます。

長崎大学長   齋 藤   寛

(H18.07.25 事務局第3会議室)
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