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学長室

済州大学校連絡事務所開設式での学長挨拶

2006年11月02日

国立済州大学校高 忠錫総長先生、ご来賓の皆様、大学院生の皆様、そして長崎大学同窓の皆様、こんばんは。

本日は長崎大学150年の歴史において、もっとも記念すべき日であります。国立済州大学校と長崎大学との間の教育研究の全分野における連携をさらに強化するための連絡事務所を、本日、済州大学校に設置できたからです。

皆様、ご承知のとおり、両大学間の学術交流プログラムは1991年にスタートいたしました。日韓海洋科学国際シンポジウムは長崎大学水産学部および済州大学校海洋科学部間でスタートしたのです。

加えて、ハイテクシンポジウムが長崎大学工学部および済州大学工学部の教員および院生によってスタートしました。

2年前に、長崎大学は東シナ海の環境および資源の保全と回復を目指して、新しい研究所、すなわち、「環東シナ海海洋環境資源研究センター」を設置しました。しかし、その目的の実現のためには日本、韓国、そして中国の密接な協力と相互理解が必須と信じます。

本日、ここに開設された連絡事務所こそはその目的実現のために働くものです。相互の協力のための価値ある第一歩を踏み出すことが出来ました。この機会をお借りして、長崎大学は高 忠錫総長先生をはじめとする国立済州大学校の皆様に、本連絡事務所開設に至るまでのご支援ご協力に心からなる感謝をささげる次第です。

また、長崎大学のスタッフにもお礼申し上げます。

最後に、本事務所が両大学の連携とさらなる発展に大きく貢献することを祈念いたしまして挨拶といたします。有難うございました。


長崎大学長   齋 藤   寛


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