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学長室

ハーリム大学との調印式における学長挨拶

2007年05月23日


本日ここに,韓国のハーリム大学からチュンスー・キム学長およびダイウォン・ユン イルソン教育財団理事長をはじめ,同大学の先生方をお迎えして,長崎大学とハーリム大学との学術交流協定が締結できましたことを大変うれしく思っております。長崎大学を代表して心より御礼申し上げます。

ハーリム大学は, 韓国でも有数の総合大学でありイルソン教育財団に礎をおく25年の栄えある歴史の中で急速な教育改革と発展を遂げられ,今日では韓国国内でもトップ10にランクされるすばらしい大学と伺っております。中でも総合医学センターとイルソン生命科学研究所は,韓国,特にソウル市近郊の人々の健康の維持と管理に非常に重要な役割を果たしておられます。私ども長崎大学においても医学部の果たす役割は大きく,特に今年の秋には,医学部の前身である医学伝習所における西洋式の最初の講義の開始日から数えて150周年を迎えます。

この記念すべき年に,今日このように日韓両国においてそれぞれの国の医学教育と研究に重要な位置を占める両大学間で学術交流協定を締結できましたことは,長崎大学にとって大変喜ばしいことであります。

長崎大学は国際連携を重要なキーワードとして教育研究活動を推進しておりますが,今回の学術交流協定の締結が,今後,両大学間での老年医学や高齢者医療の分野における共同研究の実施はもとより,より広くさまざまな分野での共同プロジェクトの開拓や大学院生,研究者の交流を円滑にさせ,両大学のいっそうの発展につながるものと確信しております。

長崎大学長   齋 藤   寛

(英語版)(韓国語)