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シーボルト来崎200周年記念事業を挙行

 今年(2023年)は、シーボルトが長崎に来て200周年の年にあたることから、医学部および医歯薬学総合研究科主催のシーボルト来崎200周年記念事業を開催しました。
 シーボルトが日本から持ち帰った多くの地図や資料を保管しており、本学と学術交流協定を締結しているライデン大学から、医学部長パンクラス・ホーゲンドールン先生および附属図書館学芸員マルタイン・ストルムス氏を招聘しました。
 9月26日には、河野学長、永安武理事(研究・社会連携・戦略企画担当)および伊東理事(学生・国際)らと懇談し、今後の交流について意見交換が行われました。
懇談の最後にライデン大学医学部長より長年の交流に尽力いただいたお礼として河野学長に感謝状と記念品が贈られました。
 9月27日には、記念セレモニーや一般講演会等を開催しました。
医学部関係者約30名が出席した記念セレモニーでは、シーボルトの出身大学であり、本学と学術交流協定を締結しているビュルツブルグ大学より、国際化担当副学部長のユルゲン・ デッカート先生にビデオレターにてご挨拶頂いた後、ライデン大学医学部長から「In the wake of Love. Historical Relationship between Leiden University and Nagasaki University. To commemorate the 200th anniversary of the arrival of von Siebold(シーボルトの日本への情熱より始まった、ライデン大学と長崎大学の歴史的関係。 シーボルト来日200年を記念して)」と題し、ご講話いただきました。また、引き続き活発な交流を期待する旨が述べられました。つづいては、長崎大学名誉教授の相川忠臣先生より、「フォン・シーボルトの医学と植物学への貢献」と題し、ご講話頂きました。相川先生に対してもライデン大学医学部長より長年の交流に対する感謝状等が贈られました。
 同日午後、一般公開とした記念講演会では、100名を超える方が会場である出島メッセにご来場され、ライデン大学附属図書館のストルムス学芸員より、「シーボルトが集めた地図」と題し、ご講演頂きました。講演ではシーボルト事件にふれられ、日本北方(樺太)の地図のほか、江戸城、大阪城の地図も要因になったのではないかと見解が述べられました。講演後には質疑応答があり、参加者の方から様々な質問がありました。

学長表敬訪問記念
学長表敬訪問記念

河野学長へ感謝状贈呈
河野学長へ感謝状贈呈

セレモニー記念撮影(シーボルトレリーフ前)
セレモニー記念撮影(シーボルトレリーフ前)

デッカート先生によるビデオレター
デッカート先生によるビデオレター

ホーゲンドールン医学部長ご講演の様子
ホーゲンドールン医学部長ご講演の様子

相川名誉教授へ感謝状贈
相川名誉教授へ感謝状贈呈

①記念講演会の様子
①記念講演会の様子
②記念講演会の様子(講演:ストルムス学芸員)
②記念講演会の様子(講演:ストルムス学芸員)