WAKANAさん
教育学部 小学校教育コース 2年生 長崎県立長崎西高等学校出身
一般選抜 前期日程
(取材&撮影 2023年1月)
龍踊部での経験も
教員になった時に活きる!
長崎大学で“長崎らしい部活”と言えば龍踊部。2022年は西九州新幹線開業記念イベントや地域のお祭りでも演技を披露して大活躍でした。WAKANAさんは中学生の頃にその演技を見て以来、長崎大学へ進学したら入部すると心に決めていたそう。今では何事にも物怖じしない精神力を買われて部長を務めています。「龍踊は重い龍を持ち上げつつ走るので体力が必要。そして人前で演じるので緊張感もありメンタル面も鍛えられます。体力もメンタルも教師になった時に活かされると思い、励んでいます」。WAKANAさんの“どんなことにも一生懸命に取り組むパワフルさ”、将来大きな武器になりそうです!
長崎水辺の森公園でのイベントで演技する龍踊部。WAKANAさんが担当する玉使いは、龍踊の演技のペースの基準となる、とても重要な役割です。
大学入学共通テスト後の進路決定について教えてください
共通テストの結果を踏まえ、自分の心とじっくり相談を
今は小学校教師への夢に向かい一直線ですが、高校生の頃は公務員になるために経済学部を志望していました。共通テストの結果を受けて、経済学部は難しいと判断。一方、教育学部の試験内容や配点を見ると、個別学力検査で挽回できると感じたんです。すると、それまで忘れていた小学生の頃の夢、憧れの先生のようになりたいと思っていたことを思い出し、がぜん教師の職業に興味が湧いてきました。
共通テストから出願まで、短期間での決断を強いられますが、その間でも自分にぴったりの大学、学部を見極める努力が必要だと思います。
個別学力検査に向けて、どう準備しましたか?
前期と後期への準備を並行して進めました
前期で必要な教科は国語、英語と面接。一方、後期では別の大学に出願しており、小論文が必要でした。それまで小論文の勉強をほとんどしていなかったので、前期の準備と並行して小論文の勉強もしました。最終的に前期で合格できたので小論文は必要なかったのですが、前期の試験受験中に「もし落ちても後期で頑張れる」と思えた安心感は大きかったと思います。また、小論文勉強で身につけた書く技術が、大学でのレポート作成でも役立っています。
努力に無駄はないと感じました。

※ 長崎大学教育学部は一般選抜後期日程を実施しません。学部毎の実施状況は下記からご確認ください。

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不得意科目はどうやって克服しましたか?
苦手な英語は自分のレベルに合った教材をトコトン!
英語がずっと苦手で、単語や文法を覚えられず、特にリーディングで苦戦していました。そんな時、塾の先生に勧められたのが語源から意味を捉える単語帳です。この単語帳のお陰で以前よりスムーズに英文を訳することができるようになりました。
自分のレベルに合った教材で勉強することが大事
だと学びました。
高校時代、実際に使っていた英単語帳
目指す教師像に合わせた学びを選択できます

私は小中一貫校の学校に通っていた経験から、小中一貫校でも指導できる教師になりたいと思っています。長崎大学教育学部小学校教育コースの学びでは自分の目指す教師像に合わせて「子ども理解系」「教科授業開発系」「離島・地域文化系」の3つの系を選ぶことができ、その中で私が選択した離島・地域文化系では小中一貫校での教育法について学ぶことができます。将来を考えながら知識や実践力を身につけることができることが魅力です。



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