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文部科学省が推進する『平成24年度大学間連携共同教育推進事業』に本学が代表校となる取組が2件採択

  本学が代表校となる「多職種協働による在宅がん医療・緩和ケアを担う専門人材育成拠点」及び「留学生との共修・協働による長崎発グローバル人材基盤形成事業」の2件が採択されました。
  本事業は、国公私立の設置形態を超え、地域や分野に応じて大学間が相互に連携し、社会の要請に応える共同の教育・質保証システムの構築を行う取組の中から、優れた取組を選定し、重点的な財政支援を行うことにより、教育の質の保証と向上、強みを活かした機能別分化を推進することを目的とされています。
  それぞれの取組概要は次のとおりです。

多職種協働による在宅がん医療・緩和ケアを担う専門人材育成拠点】
  わが国の保健医療分野では多職種協働による在宅医療体制の整備が重要な課題となっており、地域包括ケアの中で在宅がん患者の療養支援を行う体制整備を推進する必要性は高い。そこで、薬学・看護学の統合教育体制を確立している長崎県内の国公私立3大学(長崎大学・長崎県立大学・長崎国際大学)が、さらに医学・歯学等の教育者を加えた協働教育体制の充実を図り、県内の4自治体・12職能団体と連携・一体となって、多職種協働による在宅がん医療・緩和ケアを担う専門人材育成の拠点作りを目指す取組です。

留学生との共修・協働による長崎発グローバル人材基盤形成事業】
  長崎県内の各大学から選抜された日本人学生と留学生との混成グループを作り、それを基本形として大学での共修やインターンシップ等での協働を行うことをカリキュラムの中に組み込み、グローバル人材としての基盤形成の場にするものです。事業では、学生企画運営室と事業支援機構が運営の核となって多文化理解・語学力充実、インターンシップ、社会活動などの年次ステージが順次性をもって展開されます。共修科目では、主体的な学習が展開されるとともに双方の学生の対話や相互啓発によって多文化理解能力の向上も図られるとともに、語学力向上の後に行われるインターンシップ等を通して、課題解決能力に必要な協調力や現場力の獲得を目指す取組です。