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ライオンズクラブ,本院に角膜精密診断機器を寄贈

平成25年1月9日,長崎ライオンズクラブより,角膜(目の黒目の部分)の病気を精密に診断できる機器が本院に贈呈されました。これはドイツのハイデルベルグエンジニアリング社製ハイデルベルグレチナトモグラフ3 と ロストック角膜モジュールという装置です。共焦点レーザー走査型顕微鏡という主に最新の研究に用いられる高解像度の写真を撮ることができる装置で,患者さんの角膜の細胞レベルの状態を見ることができます。特に角膜の感染症における病原体の検出,角膜移植が必要な病気の詳細な診断,角膜移植術後の移植拒絶反応の診断,その他の角膜の異常所見を高解像度で見ることができます。

これにより本院を受診される角膜の病気の患者さんや,角膜移植を受ける患者さんにとって大きな利益がもたらされることとなります。

 ハイデルベルグレチナトモグラフ3と ロストック角膜モジュール  左より北岡隆教授、上松聖典講師

ハイデルベルグレチナトモグラフ3と ロストック角膜モジュール

  左より北岡隆教授、上松聖典講師