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「あじさい塾☆NAGASAKI」スタート 地域の新人看護師が受講

  長崎大学病院が長崎医療センター(大村市)と佐世保市立総合病院(佐世保市)と共同で地域の病院の看護師を受け入れて研修する「あじさい塾 ☆NAGASAKI」が4月からスタートしました。研修プログラムの1つ,新人看護師を対象とした公開研修が4月12日までの日程で本院で開かれ,県内8 病院の新人看護師14人が本院の今春採用の新人看護師64人とともに基本的なスキルや知識の習得に励みました。

「あじさい塾☆NAGASAKI」は県地域医療再生臨時特例基金事業で,本年度は4月から平成26年2月までの期間,働き始めた看護師を対象に統一した高いレベルの看護スキルや知識の習得を目指しています。

また若手看護師らの県外流出を防ぎ,県内で高い看護教育を受けることができる体制づくりも目的の1つです。

1年かけて,それぞれの病院で新人看護師研修をはじめ,中堅看護師を対象にしたプログラムや合同企画の講演会などをそれぞれの病院で開催していく予定です。

新人看護師の公開研修のプログラムの1つ,筋肉注射の演習では外部の新人看護師5人が本院の新人看護師に交じって参加しました。針刺しに十分注意す ることや2人1組で患者さんの名前を確認する手順の重要性など,ベテラン看護師が指導。参加者の中にはメモを取りながら,熱心に耳を傾ける姿もありまし た。長崎市内の病院に勤務する新人看護師は「大学病院での研修と聞いて指導が厳しいのではないかと不安でしたが,とても丁寧に優しく教えていただきまし た」と話していました。

 

 

感謝状

指導するベテラン看護師と参加した新人看護師

筋肉注射の演習

筋肉注射の演習