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黒部市民病院の今田光一氏を招き講演 〜クリティカルパス現場主義の運用と活用法〜

「入院から退院までの治療、検査などの内容が一目でわかるクリティカルパスは、定期的な見直しがされなければならない。」「クリティカルパスと呼べるのは、アウトカム(達成目標)がきちんと設定されているものだけです。」

黒部市民病院の今田光一氏が5月27日、長崎大学病院で「まちがいだらけのパス医療〜クリティカルパス 現場主義の運用と活用法〜」と題して講演しました。
講演会は、本院で使われているクリティカルパスのさらなる利用を促す目的で長崎大学病院が企画。医師、看護師、コメディカル、事務職員などの病院スタッフ約200名が参加しました。

クリティカルパスが開発されたのはいまから18年ほど前のアメリカ。日本ではインフォームドコンセントの目的で1995年頃から多くの施設で導入され始めました。
クリティカルパス導入の主な目的は、医療の品質管理です。本院でも、治療方法やケア内容をガイドラインや根拠(エビデンス)に基づき標準化することにより業務の効率化、医療事故防止にも役立てています。

今田氏は講演の中で「クリティカルパスはあくまでも現在最適と考えられる医療内容を表したもの。すべてパス通りに運用しないといけないという思い込 みを捨て、患者の個別性に応じて修正・変更するのが当たり前。現場は常にアウトカムの評価とパスの分析を行うことで医療の質を高く維持していくことが重要 だ。」と話しました。

最後に松本医療情報部副部長より「本院もこれまで以上にクリティカルパスを有効利用し、医療の質向上に向け取り組んでいきたい。」と感謝の言葉を述べました。

今田氏

熱心に聞き入る受講者