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川内村で「復興子ども教室」が開催

   12月2日、福島県川内村の川内小学校で「復興子ども教室」が開催され、長崎大学教育学部4年生と2年生の学生2名と、医学部保健学科4年生の学生4名が川内小学校の6年生の全児童5名に授業を行いました。

川内村には現在長崎大学・川内村復興推進拠点が設置され、主に医療・保健分野における支援が行われています。

一方で、川内村は住民のうち帰村率は5割を超えたものの川内小学校は今年度、全校児童112人(6年生25人)のうち、帰村して小学校に通学している児童は24人(同5人)と5分の1程度にとどまっています。

そのため村の小学生に大学生と接する機会を作り、自分たちの将来を思い描いてほしい、という目的の下、今回、長崎大学と川内村の共同事業として、今回の「復興子ども教室」を実施する運びとなりました。

授業では、保健学科の学生から放射線の単位がもつ意味や放射線と健康影響に関するクイズなどを通じて、放射線についての基礎的な知識について説明が行われました。

事前に児童から寄せられた放射線についての質問をもとに、学生が準備したスライドや画用紙、模造紙などの説明資料で、わかりやすい説明が行われました。

さらに教育学部の学生による授業では、長崎で被爆し、姉を亡くした被爆者の方の体験談が映像で紹介され、そこから長崎がどのように復興してきたのかの説明がありました。

さらに児童と一緒に村の復興に向けてのアイディアを出し合い、児童からは、現在川内村にはない高校やテーマパーク、さらには映画館ができてほしいといった様々な意見が出されました。

今月23日には、今回授業をうけた6年生5名全員が長崎を訪問し、原爆資料館見学や坂本キャンパスでの授業、討論会への参加を通じて、長崎の復興の歴史や放射線と健康影響についての学習を深める予定になっています。

 

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