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ビクトリア湖の水質向上と生態系保全を本格支援

  長崎大学は2014年2月から、ケニアのマセノ大学と共同で、「ビクトリア湖における包括的な生態系及び水環境研究開発プロジェクト(カウンターパートファンド)」を本格的に開始します。
  本プロジェクトは、ビクトリア湖における生態系の保護や水環境の再生、水質向上を通じて、湖周辺の3万人の住民の生活水準の向上を目指そうというものです。研究開発と実用に向けた試験運用を実施すると同時に、行政への施策提言の基礎となるデータ整備を行います。
  プロジェクトは平成28年1月までの2年間の予定で、ケニア側からはマセノ大学とモイ大学、ケニア海洋水産研究所、日本からは本学のほか、地下水膜ろ過浄化システムを手掛けるウェルシィ(本社東京)などの日本企業も参加予定です。
  なお、本プロジェクトは、ケニア政府の中長期開発戦略である「ビジョン2030」における天然資源と環境分野の目標達成に寄与するものです。

ビクトリア湖における包括的な生態系及び水環境研究開発プロジェクト

湖のあちこちで異常繁殖するホテイアオイの対策などが課題

 

長崎大学のアフリカでの取り組みについては、長崎大学紹介番組『地球キャンパス 〜世界へ from 長崎〜』でも紹介しています。

2012年10月24日放送 「アフリカでの新たなプロジェクト」

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