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平成26年度(第37回)熱帯医学研修課程修了式挙行

6月27日、熱帯医学研究所において、熱帯医学研修課程修了式を挙行しました。

この研修課程は、熱帯地における保健医療分野の活動に従事しようとする人、国内や熱帯地における活動で熱帯医学の知識と技能を必要とする人などに、熱帯地における医学的諸問題についての広範囲な知識と、それらを応用するにあたって必要な基本的技術を習得させることを目的として、国内で唯一、本研究所が実施しています。

今年度の研修生は16名で、4月2日から6月27日までの約3か月間、所内での講義・実習及び野外実習により、寄生虫学、ウイルス学、免疫遺伝学等のほか熱帯地の風土や文化、国際協力の現状と重要性について学びました。

修了式では、森田熱帯医学研究所長からの研修生一人ひとりに対する修了証書及びディプロマの授与の後、「熱帯医学研修課程で学ばれた皆さんは、一般の人々に対しても熱帯医学・感染症に関するよりよきリスクコミュニケーターであっていただきたい」という餞(はなむけ)の言葉が贈られ、引き続き、研修生代表から「研修課程で得た知識と素晴らしい出会いを活かして自分ができること、すべきことを見つけたい」との決意が述べられました。

本研修課程は、昭和53年度に開設以来、これまでに471名の修了者を送り出しており、現在も多くの修了者が国内及び東南アジア、アフリカ、中南米等の熱帯地で活躍しています。




 



 

 

集合写真

集合写真