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衆議院・文部科学委員会が長崎大学を視察

7月16日〜17日、衆議院・文部科学委員会が委員派遣(文部科学行政の調査)のため長崎を訪問、派遣1日目の7月16日に長崎大学(坂本キャンパス)を視察しました。
派遣委員は、小渕優子文部科学委員長をはじめ、中根一幸、丹羽秀樹、萩生田光一、山本ともひろ、義家弘介、笠浩史、鈴木望、稲津久の各理事及び椎木保、宮本岳志、吉川元の各委員の計12名。このほか、文部科学省から冨岡勉大臣政務官、中岡司大臣官房審議官、吉田光成国立大学法人支援課企画官らが視察に同行しました。

視察では、片峰茂長崎大学長の挨拶・概要説明に続き、森田公一熱帯医学研究所長から、長崎大学アジア・アフリカ拠点における熱帯病・新興感染症の研究やワクチン開発など熱帯医学研究所の取組について、永山雄二原爆後障害医療研究所長から、ベラルーシでの調査活動や福島県川内村における復興支援活動など原爆後障害医学研究所の取組について、それぞれ説明を行いました。説明後は質疑応答が行われ、山下俊一長崎大学理事が、災害・被ばく医療科学専門家の育成の必要性について解説を行いました。

研究所の概要説明に続いて行われた坂本キャンパス内の施設視察では、熱帯医学研究所のBSL(バイオセーフティーレベル)3実験室において病原体の実験状況、熱帯医学教育室において学習を行う学生をそれぞれ視察しました。その後、本年4月にリニューアルオープンした医学ミュージアム(熱帯医学ミュージアム、原爆医学資料展示室)において、寄生虫、細菌、病原媒介昆虫などの標本や、原爆の医学的影響を示す文献・写真等を視察しました。
今回の視察を通して、長崎大学の特色ある取組・研究について、活発に意見交換が行われました。






 



委員派遣の挨拶を行う小渕委員長

長崎大学の概要説明を行う片峰学長

BSL−3実験室を視察する文部科学委員

熱帯医学ミュージアムを視察する文部科学委員