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文教キャンパスモニュメント「風の中で〜明日への思い〜」像の除幕式を挙行

近 年,社会の多様化に対する認識が高まるにつれ,何らかの障害のある人も障壁なく社会に参画できる機会が担保されるよう,様々な動きが見受けられます。そこ で長崎大学では,障害のある学生が,より平等かつ公平な教育を受ける機会を実現すべく,平成25年8月1日付で『障がい学生支援室』を設置しました。
ま た、平成24年12月に「障がいのある学生の修学支援に関する検討会報告(第一次まとめ)」がまとめられ,高等教育段階における障害のある学生への修学支 援について提言されています。平成25年6月には「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が公布され,障害を理由とする差別の解消の推進が求め られています。
今後,長崎大学は障害のある学生に対してより積極的に支援するために学内体制を整備し,学生のみならず支援に携わる教職員への支援も行いつつ,障害のある学生も心地よく勉学できるコミュニティの構築を目指して参ります。
並行して,外部団体や組織との連携を図りつつ,修学のみならず,入学や就職活動においても配慮並びに支援を充実していく所存です。
ついては,高等教育段階における障害のある学生への修学支援について,我が国の現状や動向及び米国での状況を理解し,今後の長崎大学における修学支援を充実させることを目的として別紙のとおり記念講演会を開催しますので,多数ご参加くださいますようご案内いたします。
10月8日,文教キャンパスに新たに設置したブロンズ像「風の中で〜明日への思い〜」の除幕式を挙行し,片峰学長,長崎大学文教地区キャンパスマスタープラン検討ワーキンググループ委員,理事,監事,副学長,学長特別補佐ほか教職員,学生ら約100名が参加し完成を祝いました。

除幕式では,片峰学長から,「キャンパスに芸術を取り入れ,豊かな環境づくりを行うことで,学生や教職員,市民の憩いの場となり,また,この像が末永く愛されるシンボルになってほしい。」との挨拶がありました。

また,「風の中で」像の制作者である教育学部の佐藤敬助教授から,「この像は,日々の生活の中で,明日の世界や自らの未来に思いを馳せる時に湧き上がる情熱をテーマとして,その表現を追求したものです。」との説明がありました。

写真

除幕されたブロンズ像「風の中で」の前にて記念撮影
(左から増?理事,松坂理事,河野理事,山下委員,片峰学長,
宮原委員,高橋委員,山?理事,福永理事,調学長特別補佐)