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「長崎大学、熊本県立大学及び福岡工業大学との環境分野における包括的連携協力に関する協定」を締結

近 年,社会の多様化に対する認識が高まるにつれ,何らかの障害のある人も障壁なく社会に参画できる機会が担保されるよう,様々な動きが見受けられます。そこ で長崎大学では,障害のある学生が,より平等かつ公平な教育を受ける機会を実現すべく,平成25年8月1日付で『障がい学生支援室』を設置しました。
ま た、平成24年12月に「障がいのある学生の修学支援に関する検討会報告(第一次まとめ)」がまとめられ,高等教育段階における障害のある学生への修学支 援について提言されています。平成25年6月には「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が公布され,障害を理由とする差別の解消の推進が求め られています。
今後,長崎大学は障害のある学生に対してより積極的に支援するために学内体制を整備し,学生のみならず支援に携わる教職員への支援も行いつつ,障害のある学生も心地よく勉学できるコミュニティの構築を目指して参ります。
並行して,外部団体や組織との連携を図りつつ,修学のみならず,入学や就職活動においても配慮並びに支援を充実していく所存です。
ついては,高等教育段階における障害のある学生への修学支援について,我が国の現状や動向及び米国での状況を理解し,今後の長崎大学における修学支援を充実させることを目的として別紙のとおり記念講演会を開催しますので,多数ご参加くださいますようご案内いたします。
12月4日,長崎大学は熊本県立大学,福岡工業大学との間で,「長崎大学,熊本県立大学及び福岡工業大学との環境分野における包括的連携協力に関する協定」を締結しました。
長崎大学と熊本県立大学,福岡工業大学は,それぞれ環境科学部,環境共生学部,環境社会学部を有し,各学部間で研究者間の個別の共同研究や合同研究発表会等を実施してきました。
本協定は,3大学がそれぞれ有する資源(人材,教育,研究,施設等)を最大限に有効活用し,幅広い分野において連携を強化していくことにより,学術研究の発展や学生,研究者の相互交流,地域貢献などを進めていくため,包括的連携協力の協定を締結することとなったものです。
調印式では,片峰学長が「我々を取り巻く様々な環境問題を国公私立大学が協力することにより,問題解決のブレークスルーとなることを期待したい。」,古賀学長が「3つの学部を基幹として,共同研究や環境共生フォーラムなどを実現したい。」,また,下村学長が「3大学の資源を有効利用して,東アジアの環境問題等に取り組み,世界の発展に寄与したい。」と述べました。
今後は,3大学持ち回りによる「環境共生フォーラム」(平成27年2月21日)の開催,3大学での「合同入試説明会」の実施,3大学合同による大型研究プロジェクト等への申請なども視野に多方面にわたる協力を行うことにより,一層の学術研究の発展や地域貢献が期待されます。

協定書を掲げる3大学長 (左から下村学長,片峰学長,古賀学長)

協定書を掲げる3大学長 
(左から下村学長,片峰学長,古賀学長)

関係者集合写真

関係者集合写真
(前列左から下村学長,片峰学長,古賀学長
後列左から花村室長,渡辺室長,李学部長,
坂井研究科長,田井村学部長,堤学部長)