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水産学部村田教授らが、企業等との共同研究にて魚の脂肪率を測定する装置を開発

近 年,社会の多様化に対する認識が高まるにつれ,何らかの障害のある人も障壁なく社会に参画できる機会が担保されるよう,様々な動きが見受けられます。そこ で長崎大学では,障害のある学生が,より平等かつ公平な教育を受ける機会を実現すべく,平成25年8月1日付で『障がい学生支援室』を設置しました。
ま た、平成24年12月に「障がいのある学生の修学支援に関する検討会報告(第一次まとめ)」がまとめられ,高等教育段階における障害のある学生への修学支 援について提言されています。平成25年6月には「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が公布され,障害を理由とする差別の解消の推進が求め られています。
今後,長崎大学は障害のある学生に対してより積極的に支援するために学内体制を整備し,学生のみならず支援に携わる教職員への支援も行いつつ,障害のある学生も心地よく勉学できるコミュニティの構築を目指して参ります。
並行して,外部団体や組織との連携を図りつつ,修学のみならず,入学や就職活動においても配慮並びに支援を充実していく所存です。
ついては,高等教育段階における障害のある学生への修学支援について,我が国の現状や動向及び米国での状況を理解し,今後の長崎大学における修学支援を充実させることを目的として別紙のとおり記念講演会を開催しますので,多数ご参加くださいますようご案内いたします。

魚用品質状態判別装置 DFA100フィッシュアナライザ TM の開発のお知らせ

従来、水産物は専門家の経験値で主観的に評価されており、一定基準の客観的数値で評価されていませんでした。

この問題を解決し、高品質な水産物を消費者に提供するとともに、優れた魚のブランド化を実現するため、農林水産技術会議実用技術開発事業「魚価向上及び高品質な水産物、水産加工品の提供を目指した品質測定機器の開発」において、水産学部 村田昌一教授らは、(独)水産総合研究センター、長崎県総合水産試験場、千葉県水産総合研究センター、大和製衡株式会社との共同研究にて簡便・迅速・高精度で安価な魚用品質状態判別装置、フィッシュアナライザ「DFA100」を開発し、アジやサバ、マグロなどの脂肪率の測定を可能にしました。

本機器は大和製衡株式会社より発売予定です。

 

詳細(パンフレット)はこちら(PDF391.45 KiB)

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