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ヤンゴン第一医学大学専門病院医師らが片峰学長を表敬訪問

近 年,社会の多様化に対する認識が高まるにつれ,何らかの障害のある人も障壁なく社会に参画できる機会が担保されるよう,様々な動きが見受けられます。そこ で長崎大学では,障害のある学生が,より平等かつ公平な教育を受ける機会を実現すべく,平成25年8月1日付で『障がい学生支援室』を設置しました。
ま た、平成24年12月に「障がいのある学生の修学支援に関する検討会報告(第一次まとめ)」がまとめられ,高等教育段階における障害のある学生への修学支 援について提言されています。平成25年6月には「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が公布され,障害を理由とする差別の解消の推進が求め られています。
今後,長崎大学は障害のある学生に対してより積極的に支援するために学内体制を整備し,学生のみならず支援に携わる教職員への支援も行いつつ,障害のある学生も心地よく勉学できるコミュニティの構築を目指して参ります。
並行して,外部団体や組織との連携を図りつつ,修学のみならず,入学や就職活動においても配慮並びに支援を充実していく所存です。
ついては,高等教育段階における障害のある学生への修学支援について,我が国の現状や動向及び米国での状況を理解し,今後の長崎大学における修学支援を充実させることを目的として別紙のとおり記念講演会を開催しますので,多数ご参加くださいますようご案内いたします。
12月8日、ヤンゴン第一医学大学専門病院(ミャンマー)のThann Lwin教授(肝胆膵・肝移植外科学分野)、Win Naing教授(肝臓学分野)、Maung Maung Swe麻酔救命救急科医長、Nay Win Than肝胆膵・肝移植外科部長ら4名の医師が片峰学長を表敬訪問されました。同病院は、長崎大学が学術交流協定を締結しているミャンマー保健省所掌のヤンゴン第一医学大学の附属病院であり、ミャンマーの医療レベル向上のため人材育成にも取り組んでいます。Thann Lwin教授らは、長崎大学病院移植・消化器外科での生体肝移植手術の見学等を目的として、今回初めて来崎されたものです。
片峰学長との懇談では、小路武彦医歯薬学総合研究科長及び黒木保医歯薬学総合研究科准教授(移植・消化器外科学分野)同席のもと、長崎大学病院での見学内容や、今後の両大学間の研究活動について和やかに意見交換がなされました。

長崎大学は、医歯薬学総合研究科主管部局として平成19年にミャンマー保健省医科学局、医学研究局と学術交流協定を締結し、研究者交流や共同研究など学術交流を行っています。


ヤンゴン第一医学大学ホームページ
University of Medicine 1, Yangon




懇談風景

懇談風景

本学関係者との記念撮影

本学関係者との記念撮影