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2015年05月21日
One Health国際会議開催のお知らせ
| 2015年11月6日、7日に長崎大学坂本キャンパスで、日本で初めてとなるOne Health国際会議を開催します。 One Healthとは、グローバル化が進む中で、ヒトの健康を保つためには、ヒトだけではなく、人獣共通感染症、地球環境の変動、災害や環境汚染と食品の安全性を含む事象を包括的に捉え、研究と教育を行う学術活動です。このOne Health国際会議では、国内外トップの研究者が集まり、新興感染症、人獣共通感染症、放射線健康リスク、放射線による幹細胞の傷害、環境汚染と疾患などについて討論します。 1857年に近代医学教育が開始された当時、長崎は国際感染症の侵入路であり、その防波堤でもありました。ポンペ先生から医学を学んだ医師たちが感染症の予防と治療に専心したことが記録されています。その系譜は、熱研を中心としたアジア、アフリカにおける医療活動に続きます。また、原爆被災から復興した唯一の医科大学でもあり、その経験をもとに、チェルノブイリ、ベラルーシ、福島における放射線健康リスクの評価と治療にも貢献しています。 私たちは、ここ長崎において、医学部、熱帯医学研究所、原爆後障害研究所が協調しOne Health国際会議を主催することの意義を強く感じています。この会議において共有した知識が国際保健や環境問題の改善に役立つよう願っています。 One Health国際会議への申し込み登録期限は８月３１日（月）。 詳しくは、One Health会議ホームページ（英語のみ）をご覧ください。
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