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水産・環境科学総合研究科の藤井秀道准教授が環境経済・政策学会2015年度環境経済・政策学会奨励賞を受賞

   水産・環境科学総合研究科の藤井秀道准教授は,環境経済・政策学会より2015年度環境経済・政策学会奨励賞を受賞しました。

   同賞は,原則として若手による、環境経済・政策分野の奨励に値する論文あるいは著書を対象に授与されるものです。

   受賞対象となった論文は、“Which Industry is Greener? An Empirical Study of Nine Industries in OECD Countries ”[Energy Policy, 57: 381-388, 2013]です。本論文は、1970年から2005年におけるOECD加盟国23ヶ国を対象とし、一人当たりCO2排出量に対して環境クズネッツ曲線 (EKC)が成立するかを検証した論文です。受賞理由として、「経済発展と一人当たりCO2排出量の関係性を紐解くことで、今後の経済発展に伴う CO2排出量の将来予測に有益な情報が得ることから、効果的なCO2排出量の削減方法構築に向けた重要な研究である」と評価されました。

   なお,授賞式は9月20日、環境経済・政策学会2015年大会(京都大学・京都)にて行われました。

水産・環境科学総合研究科藤井秀道准教授

水産・環境科学総合研究科
藤井秀道准教授

賞状

賞状