2015年12月11日
本院と長崎市歯科医師会は11月18日、地域の歯科医と本院の専門歯科診療部門の連携体制を明確にし、地域全体で患者さんを支える「長崎病診連携歯科主治医制度」の協定を締結しました。 締結式において長崎市歯科医師会の栗原会長と本院の増?病院長が協定書に署名しました。締結式で栗原会長は「お互いの得意分野を生かして患者さんの治療に役立てていきたい」増崎病院長は「歯は生きていく上で非常に大事。この制度により歯科医療が一歩進むことは非常に喜ばしいことである」と挨拶しました。
【設立の背景】 「食べる」機能は生きるためにも最も大切な機能であり、国と日本歯科医師会は1989(平成元)年から、「80歳になっても、自分の歯を20本以上残そう」と「8020運動」を推進し、毎日の歯磨きや定期的な歯科のメンテナンスなど、口腔衛生管理の重要性を呼び掛けてきました。
【大学病院での歯科治療】 大学病院では飲み込みの機能をトレーニングする摂食・嚥下リハビリテーションセンターや全身疾患の手術を受ける患者さんの口腔ケアをする周術期口腔管理センターなど13部門の専門歯科医約100名が勤務しています。 |
協定書を交わす栗原崇太郎長崎市歯科医師会長(写真左)と増?英明長崎大学病院長
![]() 手術後ICUで実施されている口腔ケア |