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長崎平和大学を開催しました

6月4日、長崎平和大学(長崎県民と長崎地域の新入留学生、日本人学生に対する平和学習及びバスハイク)を開催しました。本事業は公益財団法人中島記念国際交流財団助成を受けて、平成21年度から年2回実施しています。第15回となる今回は、日本を含む27カ国・地域からの学生293名の参加がありました。

午前中は、長崎市平和会館で松尾幸子さんをお迎えして、原爆により多くの家族や親戚を亡くされた経験を通して、平和の大切さや原爆の悲惨さをお聞きしました。講話の後には、参加していた中国の留学生から「平和のために、私たちにできることは何かありますか?」という質問もあり、参加学生は熱心に講話を聴いていました。

午後からは、平和案内人(ボランティアガイド)の説明を受けながら平和公園、原爆落下中心地等の被爆遺構を巡り、原爆の悲惨さや平和の大切さを実感しました。あいにくの雨模様でしたが、参加した学生たちは熱心に平和案内人話を聴いていました。その後、長崎原爆資料館と長崎歴史文化博物館を見学し、平和と長崎の歴史・文化について学びました。

今回参加した学生たちからは、「長崎歴史博物館と原爆資料館を見学して、戦争と平和について、もっと理解ができた。」という感想が寄せられました。また、渡日したばかりで日本語があまり上手ではない留学生も、今回の平和大学を通して少し日本語が上達したようでした。


被爆体験講和


平和公園の見学


平和案内人の説明を聞く学生