2016年07月12日
長崎大学は、8月27日、28日にケニアで開催される「第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)」にあわせて、さまざまな学術機関と連携して、プレ・ポストイベントを開催します。1993年に始まったTICADは、日本政府が主導し、国連や国連開発計画、アフリカ連合委員会および世界銀行と共同で開催されています。5年間隔で開催されたこれまでの5回の会合は、すべて日本で開かれましたが、2013年に横浜で開催された「TICAD V」で、日本とアフリカで3年ごとに交互開催することが決まり、今年初めて、アフリカで開かれることになりました。 7月以降、日本およびケニアで開催を予定しているイベントを以下に紹介しますが、いずれも多くの日本の学術機関が参加を予定しています。7月13日に、市ヶ谷のJICA研究所で開催される「第3回国際科学技術共同研究開発推進事業」は大阪大学の主催で、本学と東北大学などが共催いたします。このイベントには、在京のアフリカ外交団も参加を予定しています。また、7月21日にナイロビで開催される「アフリカ研究の50年、21世紀のアフリカ研究(仮)」は、ケニアでの活動を開始してそれぞれ50年を迎える長崎大学と京都大学、日本学術振興会の3者が主催するもので、本学の片峰学長が出席するほか、京大の山極壽一総長、日本学術振興会の安西祐一郎理事長も参加を予定しています。9月以降のポストイベントも実施予定で、TICAD VIを挟み、日本の学術機関がアフリカで果たしている役割について、積極的に発信してまいります。 なお、5月16〜20日にケニアで開催された「第5回NationalScience Week」のメインイベントとして開かれた「第8回ケニアロボットコンテスト」に、ケニア教育科学技術省の要請で、本学工学部から柴田裕一郎准教授、藤村誠准教授が審査員として参加。また、初日に参加学校の講師を対象として講義を行い、集まった先生方は真剣な表情で受講しました。 http://www.tm.nagasaki-u.ac.jp/nairobi/
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