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TICAD VIプレイベント:国際シンポジウム 〜ビクトリア湖環境保全と水産業振興のための国際シンポジウム〜 が7月22日、7月23日にキスム(ケニア共和国)で開催されました。

8月27日〜28日の期間、ケニアで開催されるTICAD ?(第6回アフリカ開発会議)の公式イベントとして、LAVICORD (LAKE VICTORIA COMPREHENSIVE RESEARCH DEVELOPMENT PROJECT)の成果発表を行うシンポジウムが7月22日、23日*の両日、キスム(ケニア共和国)のアカシアホテルで行われました。
本プロジェクトは本学水産学部・工学部が中心となり、マセノ大学・モイ大学・KMFRI(ケニア国立海洋水産研究所)と協力してアフリカ・ケニアで行われ、ビクトリア湖畔の周辺住民の生活向上に寄与すべく、湖沼環境の調査とシミュレーション解析を行い、湖水浄化・利用(有害アオコとその毒素の除去・生活用水の再利用)、水産業(漁業技術・養殖技術・漁獲物の価値向上)等で学術的な知見に基づく効果的・持続的な改善事例・アイデアを創出することを目的として2014年2月から2年間実施されました。
シンポウムでは2年間という短いプロジェクト期間ながら、現地行政への施策提言の土台となるような多くの成果が発表され、ビクトリア湖畔の政府関係者のみならず、他大学から参加した研究者からも高く評価されました。
アクセス、インフラ、治安が必ずしも良くないケニアにおいて、学際的なプロジェクトを成功させた経験は、本学の海外での学部横断的なプロジェクトの展開事例として全学的に活用される事が期待されます。

*エクスカーションでは、プロジェクトマネージャと現地コーディネータの案内により、LAVICORDプロジェクトサイトの案内・紹介が参加者に行われました。

集合写真
ビクトリア湖をバックに集合写真
新聞記事

パネル

プロジェクトの成果パネル

シンポジウムを伝える現地新聞の記事

マセノ大学学長

挨拶をするJulius Omondi Nyabundi学長(マセノ大学)

萩原教授

30キロのナイルパーチと萩原教授
片峰学長 関係者
挨拶をする片峰学長(長崎大学) プロジェクトフィールドへ向かう関係者
養殖場 湖畔の人々
掲載 プロジェクトの養殖場にて ビクトリア湖畔の人々

 

≪撮影≫フォトグラファー 久野武志