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佐藤正明 在ガボン特命全権大使が長崎大学を訪問

5月15日、佐藤正明 在ガボン特命全権大使が長崎大学を訪問し、熱帯医学研究所の研究室や熱帯医学ミュージアムを視察しました。

ガボン共和国は赤道直下の中部アフリカに位置し、国土の大部分を占める森林にはゾウ、ゴリラ、チンパンジーなどの大型哺乳類が多数生息するなど、豊かな自然が多く残されている国です。

この度の佐藤大使の訪問は、熱帯医学研究所の安田二朗教授がガボン共和国においてウイルス感染症の現地診断システムの構築に関するSATREPS※の研究プロジェクトを進めていることから、佐藤大使が安田教授の研究室視察を希望し実現しました。

佐藤大使は片峰茂学長との懇談、熱帯医学研究所の平山謙二所長及び安田教授との懇談、研究室や熱帯医学ミュージアムの視察などを行い、熱帯医学研究所の研究活動や感染症についての理解を深めていかれました。

※SATREPSとは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)並びに国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)と独立行政法人国際協力機構(JICA)が共同で実施している地球規模課題対応国際科学技術協力プログラムで、わが国の研究者と開発途上国の研究者が共同で研究を行う3〜5年間の研究プログラムです。

佐藤正明 在ガボン特命全権大使
佐藤正明 在ガボン特命全権大使

熱帯医学研究所の平山所長(写真右端)と安田教授(右から2人目)との懇談
熱帯医学研究所の平山所長(写真右端)と安田教授(右から2人目)との懇談

熱帯医学ミュージアムで奥村順子教授から蚊の体の構造について説明を受ける佐藤大使
熱帯医学ミュージアムで奥村順子教授から、感染症を媒介する「蚊」の体の構造について説明を受ける佐藤大使