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中国長崎同学会が長崎県知事表敬訪問・記念碑除幕式を行いました

 長崎県内大学出身の帰国留学生による「中国長崎同学会」が発足し、これを記念する記念碑が長崎孔子廟に建立されることになりました。その除幕式を前に、中国から来崎した代表5名らが6月12日、中村法道長崎県知事を表敬訪問しました。また、長崎大学歯学部澤瀬隆部長と長崎留学生支援センターの山田樹市郎コーディネーターも同席しました。
中村知事からは、「中国と長崎には深いゆかりがある。中国長崎同学会は中国と長崎の友好のシンボルなのでこれからも活躍してほしい」と声をかけられました。魯楊副会長は「長崎空港に着陸する直前に、他の観光客が『大長崎、我来了。』と叫んだのを聞き、留学するために長崎に来た20数年前のことを思い出しました。同学会会長である楊磊さんも長崎に留学し、培った口腔医療の技術を中国国内で広めています。また、中国駐在時に楊氏の治療を受け日本に帰国した人たちも、未だに飛行機に乗って楊氏の治療を受けに来るくらい信頼を得ています。」と述べました。
また、県知事から同学会に波佐見焼の器が贈られ、同学会からは県知事に記念碑に刻まれる「愛無涯」の書を手渡しました。
その後、長崎市大浦町の長崎孔子廟に会場を移し、同学会の発足を記念して建立された記念碑の除幕式を行いました。中国から運ばれてきた高さ2メートル程ある記念碑には、金色で「愛無涯」(愛は無限である)と刻まれ、中国長崎同学会メンバーの長崎への感謝の意と、現在留学している後輩の学生を励ます気持ちを込めて建立されました。
中国長崎同学会メンバーと長崎留学生支援コンソーシアム会長の片峰茂長崎大学学長、中国駐長崎総領事館の廖宏偉領事ら長崎県の経済界、行政、交流団体、大学の関係者23名、長崎県内の中国人留学生22名が参列しました。
魯楊副会長は楊磊会長の挨拶を代読し、「20年前、長崎に留学した時代に長崎の皆様に頂いた暖かい愛情に心から感謝しています。現在留学中の後輩の皆さんにも、長崎での留学生活を大事にして勉学に励んでもらいたい。」と述べました。
記念碑の建立に当たり、長崎から離れても、長崎の方々への感謝の気持ちを銘記したいと、中国長崎同学会の会員から協力と寄附が寄せられました。

知事との懇談の様子  知事と記念撮影
知事との懇談の様子 知事と記念撮影
除幕式の様子 出席者の記念撮影
除幕式の様子 出席者の記念撮影