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病院で災害医療訓練(エマルゴ訓練)を実施しました。(病院総務課)

災害医療訓練(エマルゴ訓練)を実施

傷病者を表すマグネット人形 エリア毎のシミュレーション
傷病者を表すマグネット人形 エリア毎のシミュレーション
病院に見立てたホワイトボード 指導する島根大学医学部橋口尚幸准教授
病院に見立てたホワイトボード 指導する島根大学医学部橋口尚幸准教授

病院では,10月3日,医学部体育館において災害医療訓練(エマルゴ訓練)を実施しました。
エマルゴ訓練とは,エマルゴ・トレーニング・システム(災害医療の教育・訓練を行うための机上シミュレーションキット)を用いた災害時多数傷病者救護訓練です。
当日は,島根大学医学部の橋口尚幸准教授を講師に迎え,医師・看護師・技師・事務等の病院職員約70名が参加し,各エリアに分かれ,搬送されてきた傷病者のトリアージ(病気や怪我の緊急度や重症度を判断して,4段階に分類)や,担当エリアでの処置等について,処置や搬送に要する時間等も考慮した,リアルタイム・シミュレーションを行いました。
病院では,今後,これまで行った災害医療訓練の総まとめとして,11月2日に地震災害医療実働訓練を行う予定で,大規模災害時に,一度に多数の傷病者が搬送される受け入れ病院として,限られた人員等の下,迅速的確に行動し,できるだけ多くの人を救命できる体制を整えていきます。


(平成21年10月 病院総務課)