2017年09月06日
8月28日から30日の三日間、長崎大学・川内村復興推進拠点が設置されている福島県川内村において、東日本国際大学(福島県いわき市)の学生を対象とした短期集中セミナー「福島原発事故と災害復興」を開催しました。 長崎大学は東日本国際大学の学生に放射線被ばくと健康影響に関する正しい知識を身につけてもらうことを目的に本年4月に連携協定を締結しました。今回のセミナーは両大学の連携の一環として行われたもので、東日本国際大学の経済経営学部および幼児教育学部の学生23名が参加し、原爆後障害医療研究所の教員に加え、川内村の遠藤雄幸村長や井出茂商工会長らが講師を務める講義に熱心に参加しました。 学生さんたちは放射線に関する基本的な知識や原子力災害からの復興などを学んだほか、放射性セシウムが検出されないことを自分たちで測定・確認したそば粉を使った手打ちそば体験、村の住民の方を交えたディスカッションなど、内容の濃い三日間のセミナーで多くのことを学んだようでした。 今後も長崎大学は、東日本国際大学との連携等を通じて、福島のこれからを担う人材の育成に貢献していく予定です。 |
![]() 放射線被ばくに関する講義 |
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