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原爆後障害医療研究所の高村昇教授がマレーシア連邦のマラヤ大学で講義を行いました

   原爆後障害医療研究所(原研)の高村昇教授が、8月7日にマレーシア連邦の首都クアラルンプールにある、マレーシア最大の大学であるマラヤ大学で「Lessons from Nagasaki, Chernobyl and Fukushima(長崎、チェルノブイリ、福島の教訓)」と題する特別講義を行いました。

   講義で高村教授は、放射線被ばくと健康影響について、長崎の原爆被爆者やチェルノブイリの被災住民の疫学調査に基づく知見を紹介した後に、東京電力福島第一原子力発電所事故においてとられた放射線防護措置によって、住民の被ばく線量の低減化が行われたことについて紹介しました。
   さらに高村教授は、放射線災害からの復興のモデルとして川内村における本学の復興支援について紹介した後に、事故の教訓として災害・被ばく医療学分野の世界的な人材育成が必要であることを強調しました。

    本講義については9月6日付で、マレーシアで一番古い英字新聞である「New Straits Times」紙上で詳細に紹介されました。記事については、以下のURLを御参照ください。

https://www.nst.com.my/education/2017/09/276716/lessons-nagasaki-chernobyl-and-fukushima

講演を行う高村教授
講演を行う高村教授
質問するマラヤ大学の教員
質問するマラヤ大学の教員
講演ポスター
講演ポスター