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第11回東シナ海の海洋・水産科学に関する国際ワークショップ

   平成29年11月10〜12日、長崎大学文教キャンパスグローバル教育・学生支援棟で「第11回東シナ海の海洋・水産科学に関する国際ワークショップ」が開催されました(参加者総数119名)。このワークショップは、東シナ海を取り巻く海洋科学・水産科学をリードする長崎大学,琉球大学、済州大学校、上海海洋大学および台湾海洋大学が中心となって、1997年以来2年に1回開催してきました。3日間のワークッショプは、5題の基調講演(10日)に始まり、30題の一般講演と43題のポスター発表(11日)、そして最終日には海洋未来イノベーション機構の進める研究テーマについての特別セッション「Perspectives on Marine Energy and the Environment」(講演6題)と大学院生が企画・実施したStudent session(講演5題)があり、いずれの会場においても活発な議論が行われました。11日のポスター発表には河野茂学長も訪れ、続いて行われた懇親会での挨拶で、その熱気に強い印象を受けたと話しておられました。なお、今回のワークショップにおいて、高雄海洋科技大学の参加が正式に了承され、次回(2019年、上海海洋大学)からは6大学によるワークショップとして再出発します。このワークショップに参加している国々の間には様々な困難な課題がありますが、各国の研究者と学生が直接顔を合わせて話し合う機会をもつことは、東シナ海を取り巻く諸課題の解決に必ず貢献するものと信じて、これからもお互いの協力と協調を推進するための努力が続けられます。

第11回東シナ海の海洋・水産科学に関する国際ワークショップ