2017年12月22日
12月6日,長崎大学は国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)との間で,「国立大学法人長崎大学と大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館との包括連携に関する協定」の締結式を執り行いました。今回の協定締結をうけて、来年3月に本学にてキックオフイベント(一般公開)の開催を予定しています。 今回の協定締結により期待される効果は以下の通りです。 ○歴史研究において、新しい潮流となる「総合資料学」(※)の構築に本学が参画することとなり、「歴史学」と「情報学」の融合をはじめとする国立歴史民俗博物館の「文理融合型研究」のスタイルは、本学の人文社会科学研究において目指すべき一つの姿であり、その波及効果が期待されます。 ○歴史的資料の調査・研究にとどまらず展示にいたる研究の可視化という高度な学びを、本学の学生に提供することが可能となります。 ○長崎にある多様かつ個性的な歴史的資料を、新しく構築する総合資料学の中で意義を問い直すことは、長崎という土地のグローバルな歴史的意義を見出すこととなり、このことは「地方からグローバルを考える」という本学の目標の達成に大きく寄与することが期待されます。 ※総合資料学… |
協定書を掲げる館長と学長(左から久留島館長,河野学長) |
【参考ホームページ】 大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館 https://www.rekihaku.ac.jp/ |