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環境科学部4年生の本田実結さんが平成29年度日本生理人類学会研究奨励発表会(九州地区)において、優秀発表賞を受賞

   環境科学部4年(環境生理学研究室)の本田実結さんが、平成30年2月3日に開催された平成29年度日本生理人類学会研究奨励発表会(九州地区)において論文演題「高濃度人工炭酸泉下腿浴中の心拍変動解析」の発表により優秀発表賞を受賞しました。同賞は、研究奨励発表会において優秀な発表をしたものに授与されます。
   今回の研究内容は皮膚温より低温の高濃度人工炭酸泉浴が自律神経活動に及ぼす影響について検討するものでした。本研究では25℃の高濃度人工炭酸泉浴と真水浴の違いが自律神経活動に及ぼす影響について心拍変動解析を行い、検討しました。その結果、高濃度人工炭酸泉浴が同温度の真水浴と比較して、交感神経活動が抑制され、副交感神経活動が亢進されることが分かり、冷水浸漬中の温度ストレスを抑制できることが示唆されました。本研究をさらに進めることで、身体冷却のための高濃度人工炭酸泉浴の有用性を明らかにすることを目指しています。

環境科学部4年 本田実結さん

環境科学部4年生 本田実結さん