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川内村から長崎大学へ奨学寄附金が贈呈されました

   長崎大学が復興推進拠点を設置している福島県川内村から、このたび長崎大学に200万円の寄付金をいただくことになり、5月28日に贈呈式が行われました。

   長崎大学・川内村復興推進拠点では、住民の被ばく線量評価をもとにしたきめの細かいリスクコミュニケーションを通じた川内村の復興支援を行ってきました。これに加えて拠点では、川内村の次世代を担う若い世代に放射線被ばくと健康影響についてや、長崎原爆や雲仙普賢岳災害からの復興の道のりを学んでもらうことを目的とした「復興子ども教室」を実施するなど、より幅の広い復興支援活動を展開してきました。

   今回、上記の「復興子ども教室」に加え、川内村が現在直面している高齢化に対する支援活動である「高齢者における口腔保健支援事業」の実施について、村として支援し、事業に、より能動的に関わっていくことを目的に、長崎大学に対し奨学寄附金200万円を贈呈することをお決めいただきました。贈呈式では、遠藤雄幸村長から長崎大学との更なる連携についての期待が、そして本学の山下俊一学長特別補佐からは今回の寄附についての御礼と、川内村の復興、発展に本学がこれからも協力することが表明されました。長崎大学・川内村復興推進拠点では、川内村より贈呈いただいたこの奨学寄付金を活用し、村の復興に向けた取り組みを一層強化していく予定です。

左から:猪狩副村長,遠藤村長,山下学長特別補佐,高村教授
左から:猪狩貢副村長,遠藤雄幸村長,山下俊一学長特別補佐,高村昇教授