2018年10月01日
9月20日,医学部ポンペ会館1階セミナー室において,動物慰霊祭を,施設利用者及び関係者約100名参列のもと執り行いました。 参列者全員により黙祷が行われた後,小守壽文先導生命科学研究支援センター長から, 引き続き,施設利用者を代表して熱帯医学研究所の中村梨沙助教から,「最近では,再生医療も身近な話題となり,国内初のiPS細胞を用いたパーキンソン病治療の治験が先月から開始されました。これは,試験管内の実験からマウス,ラット,カニクイザルと段階を踏んで得られた動物実験研究の成果が実を結び,難病で苦しむ方々の光となっています。生命現象に関わる研究・教育のために命を捧げ,犠牲となられた多くの実験動物の御霊に対し,謹んで感謝と敬意の念を表し,今後も研究・教育に従事していくことを誓います。」と慰霊の辞が述べられました。 その後,大沢一貴先導生命科学研究支援センター比較動物医学分野長から挨拶があり,最後に参列者全員による献花が行われました。 |
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![]() 小守センター長による慰霊の辞 |
![]() 中村助教による施設利用者代表の慰霊の辞 |
![]() 大沢分野長による挨拶 |